今、懐かしさを感じる「レトロファッション」が再び注目を集めています。昭和の頃流行した独特のファッションは、今見ると斬新で驚きのデザインが多く、昭和を感じるスタイルがレトロブームと相まって若者たちの間で再評価されているのです。
今回は、そんな「昭和時代のヤバイ服装」を10個ピックアップしてご紹介。昔懐かしい、でも今やるとちょっと違和感を感じてしまうかもしれない、そんなユニークな昭和ファッションの魅力に迫ります!
まず紹介するのは「竹の子族」。1980年代、竹下通りで大流行していた彼らはカラフルな衣装に身を包み、音楽に合わせて踊り狂う集団でした。派手なスパンコールや大柄な服、独特のヘアスタイルが特徴で、まさに「青春のエネルギー」が爆発しているようなファッション。竹の子族は「原宿系ファッション」の始まりとも言われ、東京の若者文化を象徴していました。
次に紹介するのは「スカジャン」。戦後の横須賀で生まれた「スカジャン」は、アメリカ兵が日本に駐留する際に持ち込んだデザインが元となり、日本の若者文化に根付いたファッション。虎や鷲の刺繍が施され、当時の若者にとって憧れの存在でした。しかし、このスカジャンは現在の感覚では派手に見えますが、再びリバイバルしているところもあり、「ヤバいけどカッコいい」と若者に支持されています。
昭和のヤンキー文化を象徴するファッション「ボンタン」も、時代を反映したスタイルの一つ。太めのズボンに幅広の裾、派手な色彩で飾られた制服が特徴で、学校の規律から外れた「自由なファッション」として当時の学生に支持されていました。今では懐かしいとされるこのスタイル、あえて今やると逆に「コスプレ感」があって目立ちそうですね。
バブル期の象徴とも言える「ボディコン」。ぴったりとしたミニドレスにヒール、そして大胆なヘアスタイルは、80年代の煌びやかなファッションの代名詞でした。
さらに、カラフルな色使いや大きな肩パッドが必須アイテムで、スタイル全体が「ゴージャス」にまとめられていました。今見ると「ちょっとやりすぎ?」と思えるかもしれませんが、当時はバブル絶頂期の若者たちにとって「ステータスシンボル」でした。
1970年代、ホットパンツは「解放的で大胆なスタイル」として大人気に。短く切り取られたパンツスタイルは女性らしさを強調し、特にファッションリーダーの間で流行しました。今でもファッションシーンで目にすることがありますが、昭和時代のホットパンツは特に「短すぎる」とされていました。現代風にアレンジするなら、少し控えめな丈にするのがポイントかもしれませんね。
1980年代に流行した「テクノカット」は、独特の前髪とシャープなラインが特徴で、テクノ音楽の流行と共に若者たちに広まりました。
今見ると奇抜なスタイルですが、当時は「オシャレ」の象徴でした。特にクラブシーンではこのテクノカットが一大トレンドになり、男女問わず多くの人がこのヘアスタイルを取り入れていました。
バブル時代の「ショルダーパッド」は、日本だけでなく世界中で流行したアイテムです。肩を強調することでスタイリッシュかつエレガントな印象を与えるため、特にオフィスレディたちに人気がありました。しかし、今やると「肩幅が広すぎる!」と驚かれること間違いなしのファッションです。
ローライズパンツは、昭和時代の若者たちにとって「クール」の象徴でした。特にヒップ周りを強調するデザインが特徴で、シャツをタックアウトして着るスタイルが流行しました。現代のハイウエストブームとは真逆のデザインですが、昭和のローライズもまた、当時の若者たちの「個性」を表現するファッションだったのです。
1970年代から1980年代にかけて、ディスコカルチャーとともに流行した「ディスコファッション」は、ラメやスパンコールをふんだんに使用したきらびやかなスタイルが特徴。
フレアパンツに大きなイヤリング、厚底の靴といったアイテムで武装した若者たちは、毎晩ディスコで踊り明かしていました。今やると「仮装パーティー」のように見えるかもしれませんが、昭和の夜を彩った華やかなファッションでした。
最後に紹介するのは「トンボメガネ」。70年代から80年代にかけて、トンボのように大きなレンズが特徴のサングラスが一世を風靡しました。特にカジュアルシーンでの必須アイテムとして流行し、当時の若者たちはこぞって「トンボメガネ」を掛けて街に繰り出しました。今でも一部のファッション愛好家には人気がありますが、昭和のファッションと組み合わせると一気にレトロ感が高まります。
昭和に流行ったこれらのファッションは、今見るとユニークで個性的ですが、当時の若者たちにとっては「普通」だったのです。今では「やりすぎ」「懐かしい」と思われるかもしれませんが、その奇抜さや大胆さは時代を超えて新しい価値を生んでいます。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=D-GH2lpgsOE,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]