記事
速報
第36回「待ち望まれた日」解説!彰子の出産とまひろの和歌! #光る君へ
2024/09/29

広告

大河ドラマ「光る君へ」の第36回では、彰子の出産を巡る緊張感あふれる場面が展開されます。このエピソードでは、登場人物たちの思惑や不安、そして喜びが複雑に絡み合い、物語の展開に大きな影響を与えます。

道長の野望と忠信の忠告

物語の冒頭では、藤原道長が忠信、近藤、雪成らとともに宮廷での生活を楽しんでいる場面が描かれます。忠信は道長に、「中宮彰子の子が男子であれば、道長の権力は盤石だ」と話し、期待を寄せています。一方で、近藤は「男子が生まれることはめでたいが、皇子となれば宮廷内の権力争いが複雑になる」と懸念を示します。

広告

これに対して、素直な雪成は「そんなに複雑ではない」と反論しますが、近藤はなおも道長の進退について不安を抱えています。道長は黙ったままでしたが、やがて重苦しい沈黙の中、口を開き、「次の皇位継承についての話はしない。それは味方を疑うことになる」と断言し、話題を強制的に終わらせました。

中宮彰子の不安と祈り

一方、出産を控えた中宮彰子は、次の皇太子が誕生しなければ藤原家の血筋が途絶えるのではないかという不安に苛まれています。彼女は、自身の子が男子であるようにと必死に祈ります。

その時、のんきな道綱がやってきて「生まれるまで分からないよ」と軽い口調で言います。まもなく、厚晃新王が現れ、道綱に「父を大切にするように」と助言しますが、道綱はその豪快な性格に少し圧倒されます。

厚晃新王はさらに「元気が有り余っているなら、人にぶつけるのではなく、野獣に向けた方がいい」と笑い、道綱に迫ります。このやり取りが軽妙に進む一方で、彰子は不安を募らせ続けます。

広告

中宮とまひろの絆

彰子の出産に向けて準備が進む中、まひろが大きな役割を果たします。彰子が出産のために移動する際、まひろは中宮を支え、励ます存在となります。まひろは母親としての経験をもとに、彰子に温かい言葉をかけ、その不安を和らげようとします。

まひろの存在は、ただの乳母としてではなく、精神的な支えとしての重要性を増していきます。彼女の言葉に勇気を得た彰子は、出産への覚悟を決め、道長や周囲の人々に対しても強い決意を見せるようになります。

出産の瞬間と歓喜

そして、ついにその時が訪れます。出産の場面は緊張感に包まれ、庭には祈祷師が並び、呪文を唱える中で、彰子は苦悶の表情を浮かべながら懸命に耐えています。道長をはじめとする藤原家の人々も、祈るような気持ちでその瞬間を待ちます。

やがて、待ち望まれていた産声が響き渡り、男の子が生まれました。この知らせを受けた藤原道長は歓喜に満ち、息子の誕生が藤原家の未来を約束するものだと確信します。

記事はまだ終了していません。次のページをクリックしてください

広告

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=C2AjEhw0FWY,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]

【光る君へ】43回ネタバレ「輝きののちに」三条天皇に道長が譲位を迫ると…
2024/11/05
「光る君へ」 43回 道長は三条天皇の病に気が付くと…大河ドラマ、あらすじ予想・ネタバレ
2024/11/05
なぜ紫式部はわざわざ光源氏死後の物語を書いたのか?源氏物語の完結【光る君へ】
2024/11/05
【光る君へ】第42回の予習!ロバート秋山さん演じる実資のやらかしと勘当されガレージに住んだ女御【大河ドラマネタバレ】ドラマ考察|家系図|相関図
2024/11/04
NHK大河ドラマ「光る君へ」11月10日43話「輝きののちに」あらすじ藤原道長(柄本佑)紫式部(吉高由里子)次回予告ネタバレ解説最終回、双寿丸(伊藤健太郎)藤原賢子(南沙良)最期かしまし歴史チャンネル
2024/11/04
【光る君へ】実資の愛娘・藤原千古〜かぐや姫と呼ばれた小野宮流の命運を握る娘の生涯〜
2024/11/04
【光る君へ】ネタバレ:第43回(11月10日)賢子の失恋と倫子のぶっちゃけ!あらすじ拡大予告【大河ドラマ】ドラマ考察
2024/11/04
【第42回】道長(柄本佑)が病に倒れ、内裏で怪文書が出回る。源氏物語を書き終えたまひろ(吉高由里子)は道長の体調がよくないことを知り・・・
2024/11/04
【光る君へ】平安ファッション:ドラマのもうひとつの魅力衣装の解説【大河ドラマネタバレ】ドラマ考察
2024/11/01