藤原道長と三条天皇との緊迫する対立がついに激化。平安の世に生まれた波乱の運命が、天皇家と藤原一族を舞台にしてさらに複雑に絡み合っていく様子が描かれます。道長の願いは皇位継承を確固たるものにすること。しかし、三条天皇の体調悪化が思わぬ方向へと事態を動かしていきます。
三条天皇は即位から三年が経過し、肉体的にも精神的にも疲弊していました。その中で、皇女を産んだばかりの道長の娘・彰子(しょうし)は、道長が望んだ男子ではなかったために複雑な心情を抱えていました。しかし、藤原一族の支配力を盤石にするためには、男子の誕生が不可欠だと道長は考えます。
ある日、宮殿で火災が発生し、三条天皇は急ぎ避難を余儀なくされます。この事態により、彰子もまた別邸に移されることになり、三条天皇と道長の思惑が更に対立していくのです。
道長は度重なる火災を「天からの警告」とし、三条天皇に譲位を勧告します。しかし三条天皇はこれに激怒し、道長を厳しく非難。その場には信頼厚い藤原実資(さねすけ)も呼ばれ、三条天皇の不安や疑念が次第に明らかに。三条天皇は、道長が自分に毒を盛るのではないかとまで疑い始め、これが二人の溝を更に深める要因となっていきます。
道長はある日の政務報告の際、三条天皇が文章を逆さに持っていることに気付きます。視力や聴力が衰え、もはや天皇としての職務が果たせないのではないかと感じた道長は、再び譲位を求めますが、三条天皇はこれを断固拒否。
一方で、道長の館ではその息子・頼通と妻の高姫が家族での宴を楽しんでいました。道長は、高姫にもう一人妻を迎えるよう進めますが、頼通は「高姫一人で十分」と固く断り、家族間にも微妙な緊張感が生じます。道長の妻である倫子(ともこ)は、家族の繁栄を重んじ、一族のためならば自己を犠牲にする覚悟を見せ、これが一族の結束と道長の権威を支えています。
藤原道長の譲位の圧力にもかかわらず、三条天皇は即位に固執します。しかし、藤原家の内部では道長を支持する者が大多数であり、孤立する三条天皇に不安が広がります。彼は薬で視力や聴力の回復を図りますが、治療の効果は薄く、頼れる者もいなくなりつつある現実に直面します。
そして、三条天皇は、藤原一族の内部抗争にも巻き込まれ、最終的には臣下たちの進言に耳を傾けざるを得ない状況に追い詰められていくのです。
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=YUWriQ1Fljs,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]