1986年に放送されたTBSドラマ『夏•体験物語2』。少しエッチでコミカルな展開が人気の作品でしたが、当時のキャストたちは今どうしているのでしょうか?当時、視聴者を魅了した出演者たちのその後の人生を追いかけ、意外な現在の姿をご紹介します。
『夏•体験物語2』で主人公・加納由紀を演じた藤井一子さん。女子高生の初体験への興味を描いた役柄は、多くの視聴者の記憶に残っていることでしょう。
福岡県出身の藤井さんは、1970年生まれで、1985年のオーディションで準優勝し、芸能界入り。『夏•体験物語2』で初主演を果たした同年には、アイドル歌手としてシングルも発表しています。しかし、1990年頃に引退し、現在は一般男性と結婚し、2人の子供と共に暮らしています。家族経営の明太子屋とイタリアンレストランを営んでいるということで、芸能界からは遠ざかっているものの、幸せな家庭を築いているようです。
積極的な女子高生・黒木いずみ役を演じた志村香さんも、同時期にアイドル歌手としてもデビューしましたが、芸能界では長く活動しませんでした。東京都出身の彼女は、1969年生まれで、中学時代に映画『パンツの穴』でデビューしましたが、事務所の積極的なプロモーションにもかかわらず人気は伸び悩み、1988年には芸能界を引退しました。
現在、志村さんは結婚していると言われていますが、詳しい情報は公表されていません。プライベートな生活を大切にしているようです。
一番早く初体験を迎える役を演じた芹澤直美さん。宮城県仙台市出身で、1986年にドラマデビューを果たした後、アイドル歌手としても活動しました。彼女の実妹は、元ニャンギラスの吾妻佳代さんということで、家族揃って芸能界に足を踏み入れたことが話題になりました。
しかし、芹澤さんも1990年代に芸能界を引退し、現在は歯科医師の男性と結婚し、家庭を築いているようです。一般人として穏やかな生活を送っているとのことです。
中西留美役を演じた山口香織さんは、東京都出身の1968年生まれ。高校1年生の時にスカウトされ、アイドル歌手としてデビューしました。『夏•体験物語2』の後も、様々なドラマやバラエティ番組に出演していましたが、所属していた芸能事務所が倒産したことを機に活動が不安定になりました。その後、移籍した事務所も倒産し、彼女は芸能界を引退したと見られています。現在の彼女の行方は分かっていません。
加納由紀の同級生で、彼女に恋心を抱く少年・庄野浩役を演じたのが山本洋一さん。大阪府出身で、1984年の映画『パンツの穴』で主役に抜擢されて俳優デビューしました。アイドル歌手としても活動し、一時期はメディアで活躍しましたが、2009年に肺がんを患い、その後は俳優業が困難に。2012年には離婚も経験し、現在は実家の金属加工会社で働いていると言われています。
木戸直哉役を演じた土田和徳さんは、北海道出身で1969年生まれ。ジャニーズ事務所に所属していた俳優でしたが、1987年に事務所を退所。その後も俳優業を続けましたが、1990年代に芸能界を引退しました。現在、土田さんの結婚や家族に関する情報は公開されておらず、引退後の活動についてもほとんど知られていません。
野木進役を演じた古川聡さんも、加納由紀の同級生役でした。東京都出身で、幼少期から子役として活動していましたが、舞台へと活躍の場を移し、一時期は劇団を立ち上げるなど精力的に活動していました。現在はフリーの俳優として舞台で活躍しているとのことです。
英語教師・秋山由子役を演じたのは、元ピンク・レディーの未唯mieさん。彼女は静岡県出身で、1976年にピンク・レディーとしてデビューし、瞬く間に大ブレークを果たしました。ピンク・レディーの解散後もソロ活動を続け、現在も歌手や女優として活躍しています。彼女のエネルギッシュなパフォーマンスは、今でも多くのファンを魅了しています。
『夏•体験物語2』の出演者たちは、それぞれが異なる道を歩みました。中には、芸能界を引退して静かな生活を送る者もいれば、今でも活躍を続ける者もいます。青春時代の一瞬を切り取ったこのドラマは、多くの視聴者に笑顔と感動を与え、出演者たちにとっても大きな転機となったことでしょう。
その後の人生はそれぞれ異なりますが、『夏•体験物語2』は、時代を超えて愛され続ける作品として、今もなおファンの心に残り続けています。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=-6WSwpVpO8w,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]