テレビで放送事故とも言えるほどの激しい怒りを見せた芸能人たちのエピソードを6つ厳選してご紹介します。予測できない状況でのリアクションや真剣なブチギレ場面は視聴者の心を鷲掴みにし、ネット上で話題となりました。
お笑いコンビ「マテンロウ」のツッコミ担当アントニーさんが、2018年の「水曜日のダウンタウン」で見せたブチギレシーン。放送された企画は、人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の過酷な状況を再現するもので、芸人たちが次々と牢屋に閉じ込められ、新たな犠牲者を電話で呼び寄せるという内容でした。アントニーさんはピスタチオの伊地知さんに騙されて閉じ込められ、怒りを爆発させました。怒り狂った姿にスタジオの出演者もドン引き。放送後、彼はツイッターで謝罪しましたが、視聴者からは「非人道的な企画だったので怒るのは当然」との声も多く寄せられました。
哀川翔さんは、普段から怖そうなイメージがあり、あまりドッキリ企画に仕掛けられることはありません。しかし、「めちゃ×2イケてるッ!」で行われたドッキリ企画では、哀川さんが本気でキレる姿が放送されました。最初のドッキリは小さなものでしたが、最後にはケーキが爆発する仕掛けに。これで私服が汚された哀川さんは激怒し、ナインティナインの岡村さんに対しても本気で怒りをぶつけました。この事件の後、岡村さんはラジオで「本気で怖かった」と語っています。
穏やかなイメージの小田和正さんですが、実はタモリさんと不仲で、かつて「笑っていいとも!」で共演した際に険悪な空気が流れました。タモリさんがラジオでオフコースの曲を批判して以来、二人の間にはわだかまりがありました。生放送で再会した二人は、ぎこちない会話を交わし、静まり返ったスタジオに緊張感が漂いました。しかし30年後、披露宴で和解し、ファンからは「これでまた共演してほしい」との声が寄せられました。
ビートたけしさんは、2005年の「誰でもピカソ」で、ギター侍の波田陽区さんに娘の話題でいじられた際、本気で怒り、椅子を持ち上げて波田さんに投げつけようとしました。幸いにも今田耕司さんが止めに入ったため、椅子は投げられずに済みましたが、この放送事故の模様はそのまま放送され、多くの視聴者を驚かせました。その後、波田さんは仕事が激減し、「ビートたけしさんをいじるのはリスクが高い」と言われるようになりました。
元プロレスラーのアニマル浜口さんは、2019年の「水曜日のダウンタウン」でドッキリを仕掛けられました。娘の浜口京子さんが彼に逆ドッキリを仕掛け、父親が変装してインタビューを試みる中、京子さんが架空の恋人を紹介し、結婚を決意していると嘘を告白。これに激怒した浜口さんは、自分が変装していることも忘れて「ふざけるな!」と怒鳴りつけました。視聴者に衝撃を与えたこのシーンは、親子の関係性を浮き彫りにした名場面となりました。
元プロボクサーのガッツ石松さんも、かつて若手芸人の陣内智則さんに激怒したことがあります。番組収録中、陣内さんがガッツさんにツッコミで頭を叩いたところ、ガッツさんは怒りで顔面パンチを食らわせ、収録は中断。スタジオを去ったガッツさんは、そのまま戻らず、収録が続行できなくなりました。この事件を通じて、陣内さんは周囲の大物芸人に覚えられることになったといいますが、同時に「二度とガッツ石松さんには手を出さない」と心に誓ったそうです。
テレビで本気でブチギレた芸能人たちのエピソードをお届けしました。彼らの怒りがどれほど深刻だったのかを振り返り、時に笑い、時に驚きながらお楽しみいただければ幸いです。
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