東京オリンピック空手女子型銀メダリストの清水希容選手が、5月19日の大会での特別演武会を最後に現役を引退することを発表しました。小学校時代から空手を始め、持ち前の負けず嫌いな性格とたゆまぬ努力で頭角を現し、高校、大学と数々の大会で輝かしい成績を残してきました。2016年にはミキハウスに入社し、東京オリンピックでは銀メダルを獲得、世界中のファンを魅了しました。清水選手は、ストイックな姿勢で競技に打ち込む一方で、家族の献身的なサポートに支えられてきたことを明かしています。特に母親は、海外遠征時の食事面や精神面でのケアを欠かさず、父親からは空手家としての心構えを学びました。引退後は、競技生活で培った経験を生かして新たなステージに挑戦していく清水選手の活躍に期待が高まります。