58歳の派遣社員の渡辺照子さんが17年間同じ会社で働き続けた後、突然「契約終了」を言い渡されました。渡辺さんはシングルマザーで、手取りで22万円の給料しかもらっておらず、賞与や退職金もありませんでした。派遣切りが増えると予想される今年2018年は、改正された労働者派遣法によって3年で雇い止めとなるため、派遣社員の再雇用は難しい状況となっています。年齢が上がると正社員としての求人も減り、新しいことを覚えるのも難しいため、派遣切りの犠牲者は主に年配の人となっています。