2023年9月27日に放送された最終話をもって完結した「虎に翼」。物語はテンポ良く展開し、伊藤沙莉さんが演じるトラコというヒロイン像は、視聴者に強い印象を与えました。彼女の快活で前向きなキャラクターは、多くの人々に元気を与え、SNSでも大きな話題となりました。
4月から9月にかけての視聴率は、概ね16%から17%の間で推移し、特に8月には17.5%を記録。まさに朝ドラの「成功例」と言える状況でした。しかし、そんな盛り上がりもつかの間、9月に入ってからは視聴率が一気に下がり始め、最終週の視聴率は13%台にまで落ち込みました。
視聴者からの多くの声に共通していたのは、「後半からの失速が激しすぎる」という意見です。物語前半では、トラコが様々な困難を乗り越えながらも、我が道を進むという爽快なストーリー展開が好評でした。
しかし、物語が中盤に差し掛かると、主人公トラコが新潟に赴任するあたりから、家庭問題や社会問題が多く取り入れられるようになり、物語の重苦しさが増していきました。
後半では、原爆裁判や民族差別、同性愛、事実婚といった重いテーマが次々に盛り込まれ、視聴者はその急激な展開についていけなくなったようです。「前半の明るさが良かったのに、急に深刻な話ばかりになってしまった」という意見も多く見られました。このコントラストの強さが、視聴者の離脱を引き起こした要因とされています。
物語の内容だけでなく、ヒロイン役を務めた伊藤沙莉さん自身にも批判が集まりました。特に、物語中で彼女のパートナーを演じた岡田将生さんとの「不釣り合い」との声が多く上がっています。「最初の夫、友造とはお似合いだったのに、岡田将生演じる好一とはどうも合わない」という意見が目立ちました。
また、朝ドラのヒロインは「自分勝手でもわがままでも、無条件でみんなに愛される」という設定が一般的です。しかし、トラコはその期待に応えられなかったとの声も多く、「彼女の魅力が視聴者に伝わらなかった」といった批判が続出しました。
脚本を担当した吉田さんは、時代考証をしっかりと行い、実際に起こった出来事や裁判を脚本に取り入れてきました。しかし、視聴者からの疑問や批判が寄せられるたびに、SNSで長文の補足を行うことが多く、それが逆に「視聴者にとって不親切」と指摘される原因となりました。
例えば、トランスジェンダーの女性が登場した回では、当時は性別適合手術がなかったとの視聴者の疑問に対して、吉田さんがSNSで「実際には手術を受けた人がいた」と説明しました。これに対して、「ドラマだけで理解できるようにしてほしい」という批判も少なくありませんでした。
さらに、伊藤沙莉さんに対する注目はドラマの内容だけに留まりません。最近、彼女に結婚の噂が浮上しています。その相手とは、18歳年上の演出家・宝来忠太さん。二人は数年前から交際が続いていると報じられており、週刊誌の取材班が二人のデート現場を目撃したこともありました。
伊藤さんの親友である松岡茉優さんの結婚が、この噂を加速させたとも言われています。松岡さんと伊藤さんは、10年以上にわたる大親友であり、松岡さんの結婚が伊藤さんに影響を与えた可能性が高いと、芸能関係者は語っています。
伊藤沙莉さんは、かつて7年間交際していた幼なじみの男性と破局したことをテレビ番組で明かしています。
7年間という長い時間を共にした彼との別れについて、彼女は「積み重ねが原因」と語っていました。
また、ジャニーズ事務所の菊池風磨さんとの関係が噂されたこともありましたが、これはあくまで共演者として仲良くしていただけで、恋愛関係ではなかったことが後に判明しています。
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