芸能界の世界では、結婚や離婚、スキャンダル、逮捕など、多くのニュースが話題に上がりますが、今回はその中でも「認知症」を噂された有名人たちに焦点を当て、その歴史をたどってみたいと思います。芸能人として輝かしいキャリアを持つ彼らが、病気と向き合い、どのように過ごしているのか、心に響くエピソードをお届けします。
ジョン・レノンの妻としても知られる小野洋子さん。2017年4月、彼女がレビー小体型認知症にかかっていると報じられました。6月のニューヨークで開催されたイベントでは車椅子に座っている姿が目撃され、その衰えた姿に驚きの声が広がりました。しかし、テレビ出演時には、病気を自ら否定し、はっきりとした口調で「全然そんなことはないの」と笑顔で語っていました。
女優の朝丘雪路さんは、天然キャラで多くの人々に愛されましたが、2018年にアルツハイマー型認知症が原因で亡くなったと報じられました。
彼女の娘である真由子さんは、母との最期の日々が意外にも穏やかで、母親としての愛情が変わらないことに驚きと感謝の気持ちを語りました。
かとうかず子さんは2009年に脳出血で倒れ、以降認知症のような症状に苦しんでいます。リハビリを続けながら懸命に元の生活を取り戻そうとしていますが、病気は進行し、寝たきりの生活を強いられることが多くなっています。
大女優・中村玉緒さんも、2022年に認知症の兆候が見られるとの噂が広がりました。深夜に裸で散歩している姿が目撃されたり、道に迷ってしまうことが増えたと報じられ、ファンの間で心配の声が高まっています。所属事務所は健康には問題がないとコメントしていますが、その生活は明らかに変化しています。
ベテラン女優の沢田彩子さんは、認知症の前兆である軽度認知障害(MCI)と診断されました。
頻尿がその兆候として挙げられ、彼女は今、脳の刺激を増やすためのトレーニングに励んでいます。まだ日常生活に大きな支障はありませんが、彼女自身が認知症の進行を懸念しています。
双子のタレントとして一世を風靡したおすぎとピーコさん。2022年に、おすぎさんが認知症を発症し、続いてピーコさんも同じ病にかかっていると報じられました。二人は50年ぶりに同居生活を始めましたが、認知症による混乱から頻繁に喧嘩をするようになり、現在はそれぞれ別の施設で生活を送っています。
体を張ったパフォーマンスで知られるエスパー伊東さんも、多発性脳梗塞によって認知症を発症しました。現在は老人ホームで生活し、リハビリを続けていますが、病状は進行し、半ば寝たきりの状態で過ごしていると言われています。
アニメ「ドラえもん」の声優として知られる大山のぶ代さんも、認知症と闘っています。脳梗塞をきっかけに症状が進行し、日常生活が困難になりました。彼女の夫である砂川啓介さんは、介護に献身的に取り組みながら、病気と向き合っています。
漫画家の恵比寿義和さんは、レビー小体型認知症とアルツハイマー病の合併型と診断されました。幻視や妄想の症状が現れ、日常生活に支障をきたしているとされていますが、彼はまだ仕事を続ける意欲を持っており、病気と闘いながらも芸能活動を続けています。
演歌界の大物・小林旭さんも、認知症の兆候が噂されています。テレビ番組での過激な発言や、舞台でのトラブルがその理由とされていますが、本人はYouTubeを通じて元気な姿を見せており、その真相は不明です。
元プロ野球選手でタレントとしても活躍した坂東英二さんは、2019年に認知症の兆候が見られ、野球選手の名前を覚えられないという場面が報じられました。現在は仕事をセーブしており、認知症の進行を遅らせる治療を受けています。
上品なタレントとして活動していたサトウキビさんも、近年認知症の疑いがあるとの噂が広がっています。84歳という高齢もあり、テレビ出演時の発言や行動が注目されていますが、本人は元気な姿を見せており、認知症であるという確証は得られていません。
認知症は誰にでも訪れる可能性がある病気であり、芸能界の大物たちも例外ではありません。彼らが病と闘いながらも、少しでも穏やかな日々を過ごせるよう願わずにはいられません。