山口達也さんはもともとトキオというアイドルグループのメンバーでしたが、アルコール依存症に悩まされるようになり、芸能界を離れることとなりました。この離脱後、山口達也さんは自身の経験を踏まえてアルコール依存症者向けの公演活動や危機管理セミナーなどの活動を行っています。
山口達也さんがアルコール依存症になったきっかけは、自分の存在に対する不安があったことです。芸能界での成功によってプレッシャーを感じ、他の人と比べるようになったことが不安を増大させていきました。そして、酒を通じて自分自身を麻痺させるようになり、アルコール依存症に陥っていったのです。
山口達也さんはアルコール依存症になったことを受け入れ、自身の治療と向き合うために専門病院に入院しました。入院中の治療プログラムを経て、山口達也さんは自分自身を見つめ直し、アルコール依存症と向き合っていくことを決意しました。
山口達也さんは株式会社山口達也を設立し、依存症に悩む人たちをサポートする活動を行っています。自身の経験を生かしてアルコール依存症者向けの公演活動や危機管理セミナーなどを行うとともに、SDGs活動のアドバイザーとしても活動しています。また、山口達也さんは自身の経験を振り返り、「自分自身を好きになること」が大切だと呼びかけています。