なぜ小林麻央は初期治療と精密検査を拒否したのか…早期発見の大切さ示す結果となった…
2024/02/22

小林麻央さんがなぜ初期治療と精密検査を拒否したのか、その理由が明らかになりました。2014年2月、人間ドックで「五分五分でがん」と指摘された彼女は再検査を受けましたが、経過観察となり、生検は見送られました。その後、左乳房のしこりに気づいた彼女は痛みを和らげる処置を受けましたが、本格的な治療には至りませんでした。

そして、2年後の2016年10月にがんが「ステージ4」に進行していることが判明しました。乳がん関連遺伝子の発見者である三木義男教授は、初期に精密検査を実施していれば家族性の乳がんを疑うべきだったと指摘しています。遺伝性を含めた家族性の乳がんの割合は全体の5-10%程度であり、40代以降に多発するなかで30代で発症するケースは遺伝性を疑うべきだという意見もあります。

現行の検査で陰性と出ても遺伝性の可能性は完全に否定されないことも指摘されています。がん研有明病院乳腺外科の岩瀬拓士部長は、早期発見による治療の重要性を強調し、「治療を怖がらずに早めに検査を受けるべきだ」と訴えています。小林麻央さんはブログで遺伝子検査を受けた結果を報告しましたが、その結果だけで遺伝性の可能性は完全に否定されないことを示唆する声もあります。彼女の闘病を通じて、早期発見と適切な治療の重要性が改めて示されました。

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