8月30日、宮内庁は来年度の予算の概算要求を発表しました。そこで、愛子さまのティアラやネックレスの新調に関する予算が計上されなかったことが大きな話題となっています。物価高騰の中、多くの国民が苦しんでいることを考慮し、天皇陛下と皇后さま、そして愛子さまがその新調を見送ることを決められたのです。
しかし、一方で驚きを呼んでいるのが、三笠宮家・信子さまのお住まいである「旧宮内庁長官官邸」の改修工事に13億円もの税金が投入されるというニュースです。この工事が行われる背景には、信子さまと娘の彬子さまとの深刻な確執があり、これが同居不可能な理由として説明されているのです。しかし、このような理由で巨額の税金が使われることに、国民の間で批判の声が高まっています。
信子さまは、2004年に高年期障害と診断され、軽井沢の別荘で療養生活を送ることとなりました。その後、智仁親王の死去後も旧宮内庁長官官邸に移り住まわれ、現在に至るまで三笠宮邸には戻られていません。その背景には、彬子さまと洋子さま、二人の娘との間に修復困難な確執が存在していたとされています。
信子さまは、智仁親王が亡くなった後も三笠宮邸に戻ることなく、別居生活を続けられています。今回の改修工事は、隣接する「旧侍従長官邸」も使用されることが決まり、さらにバリアフリー化を進めるために、渡り廊下の設置や段差の解消、エレベーターの導入などが予定されています。
皇族とはいえ、親子間の確執が理由で別居し、そのために13億円もの税金が投入されるということに、多くの国民は理解を示せない状況です。この問題は、信子さまと娘たちとの関係がこじれているというだけではなく、その背景にある皇室内での複雑な力関係や感情の対立が関わっています。
信子さまと智仁親王の結婚は1980年に遡ります。当時、国民に親しまれた「髭の殿下」として知られた智仁親王と、元首相・麻生太郎の妹である信子さまの結婚は、大変注目を集めました。しかし、その後の二人の関係は次第に悪化し、特に智仁親王の病状が悪化する中で、夫婦の距離はますます広がったと言われています。
一方で、彬子さまと洋子さまは、父である智仁親王を心から敬愛しており、母である信子さまが病気療養を理由に別居したことに強い不満を抱いていると言われています。母と娘の関係は一度も修復されることなく、今日に至るまで続いているのです。
彬子さまは2015年にメディアで、母との絶縁状態にあることを明かしました。彼女は、長年にわたり父と母との間で対立が続いていたことや、その結果として家庭内が孤立していたことを語っています。さらに、智仁親王が亡くなった際も、信子さまは最後まで対面を許されず、葬儀にも列席できなかったことが、さらに家族間の溝を深める結果となりました。
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