大谷翔平選手は、再び歴史に残る偉業を成し遂げました。2023年9月21日、日本時間で行われたロッキーズ戦で、大谷選手は見事に52本目のホームランと52個目の盗塁を達成。誰も成し遂げたことのない「50-50」の世界に新たなページを加え、「52-52」という全く新しい基準を打ち立てました。この日もファンを熱狂させ、MLBレジェンドたちも驚嘆する活躍を見せたのです。
試合は1対2と劣勢の5回裏、大谷選手は2塁にランナーを置いた場面で打席に立ちました。フルカウントから放たれた相手ピッチャーのストレートは、明らかにボール球。しかし大谷は、見送ることなく全力でスイング。打球は驚異の177kmで飛び出し、約130m先のバックスクリーンに突き刺さりました。この豪快な一撃に、本拠地の観衆は歓喜の声を上げ、ベンチにいたチームメイトたちもその圧巻の打撃に驚きを隠せませんでした。
さらには、4打席目でも出塁した大谷はそのまま盗塁を成功させ、52個目の盗塁を記録。「52本塁打・52盗塁」という偉業をわずか2試合で達成し、前日の「50-50」に続いて、またもや日米のファンを熱狂の渦に巻き込んだのです。試合後のインタビューで大谷選手は、「素晴らしい瞬間でした。本当に嬉しかったです」と語り、ポストシーズンへ向けて「無心で自分の役割を果たすことに集中したい」と冷静な姿勢を見せました。
この偉業に対し、MLBのレジェンドたちも驚きを隠せませんでした。まず、A・ロッドことアレックス・ロドリゲス氏は「大谷は誰にも止められない」と絶賛。さらに、「彼がMVPを取らないなんてあり得ない」とし、MLBが大谷選手の偉業を正当に評価しないならば、「MLBにとって悪い歴史として語り継がれるだろう」と強く主張しました。
また、伝説の投手ペドロ・マルティネス氏も同様に「今の大谷は異次元だ」と賞賛し、「フォアボールで避けられることも多いが、彼はそれすら超えてくる。52号も、まるでボール球を打ったかのように感じたが、彼にはそれができる」と、ピッチャーの視点から彼の凄さを語りました。
さらに、66本塁打も視野に入れているのではないかと指摘し、シーズン最後まで彼のプレーに期待を寄せました。
元ヤンキースのデレク・ジーター氏も、大谷の52-52を目の当たりにし、「信じられないペースだ」と驚嘆。「55本塁打も十分あり得るし、彼がワールドシリーズを制覇する日が待ちきれない」とコメント。さらに、「投手としてもプレイする可能性があるなら、彼は本当の意味で伝説の選手となるだろう」と、そのポテンシャルに太鼓判を押しました。
同じく元レッドソックスのデビッド・オルティス氏も「大谷の活躍は驚異的だ。わずか数試合で何度も偉業を達成している」と驚きを隠せませんでした。そして、「ワールドシリーズでの彼の笑顔が見たい」と、ポストシーズンへの期待を語りました。
大谷選手の活躍は、もはやMLBだけでなく世界中のファン、そしてレジェンドたちまでも巻き込む一大イベントとなっています。
彼の持つ才能と精神力、そして成し遂げている偉業の数々は、今後も語り継がれることでしょう。
残りのシーズンで大谷選手がどこまでの成績を残すのか、ワールドシリーズに向けた彼のさらなる挑戦が、ますます注目されることは間違いありません。今後の彼の活躍を見守りましょう。