平安時代の働く女性は、今の時代のキャリアウーマンにも通じる忙しさを持っていました。今回のテーマは、平安時代の女房（にょうぼう）です。大河ドラマ「光る君へ」でも、宮中に多くの女房たちが登場しますが、実際には彼女たちがどんな仕事をしていたのかを詳しく知っている方は少ないのではないでしょうか。

女房とは何者？

まず、そもそも「女房」とはどのような存在だったのかを簡単に説明します。

高貴な階級の女性たちが多かったため、彼女たちの役割は単なる「家事係」

記事はまだ終了していません。次のページをクリックしてください