茨城県でカレーを食べた4人中3人が食中毒になったという事件が起きた。一家が他人からもらったスイセンの球根をタマネギと勘違いし、カレーに入れてしまったためだった。スイセンは有毒植物で、毒成分の多い球根部分にはリコリンなどのアルカロイドが含まれている。中毒症状は嘔吐や下痢で、海外では死亡例も報告されている。過去にはスイセンの葉をニラと間違えて食べ、食中毒を引き起こした事例もある。自治体は注意喚起を呼びかけている。