小学生時代、イジメられていた私。イジメは一部のクラスメートだけだったが、他の子たちは誰も助けてくれず怖くて自分もイジメられるのではと不安だった。ある日、「自分のお父さん」の作文を書く授業があり、テーマと違うことを書いた。先生に怒られたりイジメられるのではと心配だったが、書くしかなかった。作文は集められ、発表会が行われることになった。発表会の日、一人だけ教室でひとりぼっちだったが、先生に読んでほしいと言われた。クラス中から非難されたが、先生は読んでほしいと言った。泣きながら作文を読んだ。先生だけでなく、他の子たちも泣いていた。次の日からイジメられなくなり、リーダー格の子と遊ぶことができた。先生は家庭訪問でその日の出来事をおばあちゃんに話して謝罪した。