昭和の時代、特に昭和50年代に育った世代にとって、家の中にはいつもどこか懐かしい雰囲気が漂っていました。赤ちゃん用品もその一部で、今では「レトロポップ」として再評価されています。この記事では、当時の赤ちゃん用品を振り返りながら、その中でも特に印象的だった「蚊帳」の魅力について語り、実際に試してみた感想をシェアします。
昭和52年6月のある写真。それは、生後8ヶ月だった私が遊んでいた頃のものです。当時の私は、1400gの極低出生体重児として誕生し、修正月齢ではまだ6ヶ月ほど。写真の中には、昭和の香りが色濃く漂う赤ちゃん用品がたくさん写っています。まず目を引くのが、当時よく見かけた色鮮やかな「起き上がりこぼし」。このおもちゃは、触れるとゆらゆらと揺れて、倒れてもすぐに立ち上がる、赤ちゃんにとって楽しくて夢中になるアイテムでした。
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