入所者3人を殺害した罪に問われた今井隼人被告(30)が最高裁への上告を取り下げ、死刑判決が確定しました。
2014年に起きた事件では、今井被告が80代と90代の男女3人をベランダから投げ落として殺害したとされています。
今井被告側は無罪を主張しており、「虚偽の供述をした」として警察による捜査手法を批判していました。しかし、1審の横浜地裁は「説明は全体として完全に破綻している」と指摘し、2審の東京高裁も死刑判決を支持しました。
今井被告が手紙で「限界であると思い上告の取り下げをしようと考えています」と述べ、長期にわたる裁判戦争に疲れ果てた様子が伝わってくる。