母親は未熟児として生まれた息子の近くに「手袋」を置いて帰る。翌日にその意味を知り看護師は感動し涙する。
2024/03/03

2001年、ヤミール・ジャクソンさんは第一子の誕生を待ちわびていました。妊娠初期は順調でしたが、6か月を過ぎると妊娠高血圧腎症という深刻な症状が現れました。

医師たちは母子の健康を考慮し、早産を決断。1キロほどの未熟児として生まれたザカリーは、155日間集中治療室で過ごしました。

ヤミールさんは毎日息子のそばにいたいと思いましたが、夜間の面会が認められていませんでした。そこで、ヤミールさんは手袋にリンシードを詰め、息子のそばに置くことで母親の匂いを感じさせる試みをしました。その効果は驚くべきもので、ザカリーの心拍数と呼吸が安定し、穏やかに眠ることができるようになりました。

この方法は他の赤ちゃんにも広がり、ヤミールさんはNurtured by Designという会社を立ち上げ、ザッキーを販売することを決断しました。現在、多くの赤ちゃんがザッキーの恩恵を受けており、親の香りを感じることで安心し、より静かに安眠できるだけでなく、より多くの酸素を取り込み、病気などを発症することも少なくなるという研究結果もあります。

ヤミールさんのアイデアは、一緒に居られないことに悩む母親たちの悩みを解決する素晴らしいものであり、現在ザカリーはすくすくと成長し、母を誇りに思っているそうです。

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